都市ボーイズ【ペット業界の闇】ペットショップはバブル――コロナ禍ブームと「引き取り屋」の実態


目次

1. 導入:都市ボーイズが語る「ペット業界の闇」

今回の話題は、社会の闇シリーズの一つとしての「ペット業界」である。都市ボーイズは、可愛い・癒されるという表側のイメージとは別に、ブームの裏で利益が膨らむほど、見えにくい歪みも同時に拡大していくのではないか、という問題意識から語り始める。

2. ペットショップは“バブル”:コロナ禍と「癒し需要」

まず提示されるのは、ペット業界の売上がバブルに近いレベルまで膨らんでいる、という状況である。背景には、コロナ禍で在宅時間が増え、精神的ストレスが強まった結果、人々が癒しを求めてペットを迎えるケースが急増した、という見立てがある。国内だけでなく海外でも同様の動きがあり、店舗によっては「入荷待ち」「個体がいない」といった状態すら起きている、と語られる。

3. まず流れを整理する:ブリーダー→競り→ペットショップ→飼い主

都市ボーイズは、闇の説明に入る前に「ペットが手元に来るまでの経路」を順に整理する。繁殖業者であるブリーダーが繁殖させ、競り(オークションのような場)に出され、仲介的に仕入れる側が買い付け、ペットショップに並び、最後に一般の飼い主が購入する。魚の流通にも似た、商品としての流れが存在する、という説明である。

4. 売れないペットはどうなるのか:ここから問題が始まる

この仕組みの前提は「売れる」ことである。しかし現実には、競りの段階でも売れ残りが出ることがあり、ペットショップに並んでも必ず売れるわけではない。では、売れない犬猫はどうなるのか――という問いが、次の話題を呼び込む。

5. 「殺処分は禁止」になった結果、別の出口が作られた

かつては、売れ残りが最終的に殺処分へ回る、という話が語られてきた。しかし動物愛護の観点から強い批判が集まり、少なくとも「ペットショップが殺処分を委託する」ような形は、難しくなった(あるいは表立ってはやりにくくなった)という。ここで都市ボーイズは、単に“良い方向”で終わらず、別の出口が用意されてしまった可能性を指摘する。

6. 闇の担い手として語られる「引き取り屋」

そこで登場するのが「引き取り屋」と呼ばれる存在である。仕事は文字通り、需要がない、あるいは行き場を失ったペットを引き取ることだと説明される。引き取りには金が動き、たとえば子犬・子猫であれば、一定の金額(動画内では目安として一万円程度の話が出る)で引き取る業者がいる、という。

7. 引き取り屋は“殺さない”のではなく、“死ぬのを待つ”構造

ただし引き取り屋も、法律上、露骨な殺処分はできない。では、引き取った動物でどう利益を出すのか。都市ボーイズが語るのは、密な環境に押し込み、最低限の餌と水だけで管理し、医療も爪切り等のケアもほとんどせず、結果として病気や衰弱で自然に死んでいくのを待つ、という構造である。表向きは「救っている」と言い張れても、実態は「飼養ではなく放置に近い」状態になり得る、という点が、この話の最も重い部分として提示される。

8. グレーゾーンが需要を持つ怖さ:成立してしまう“循環”

このような引き取りが成立してしまうのは、売れ残り・余剰を外に出す必要が、流通のどこかに常に発生するからだ、という見立てが語られる。違法と断定しにくい形で“処理”が行われるほど、問題は見えづらく、しかし需要がある限り循環は止まりにくい、という。

9. さらに遡ると「ブリーダー」側にも闇がある:パピーミルの話

都市ボーイズは、引き取り屋だけを問題にして終わらせず、流通の上流――ブリーダー側にも闇がある、と続ける。もちろん、血統管理や健康管理に配慮し、適切に繁殖させているブリーダーもいる。しかしブームで「安く大量に仕入れたい」という圧力が強まると、粗悪な繁殖が入り込みやすい。

そこで語られるのが、いわゆるパピーミルである。許可の取り方が緩く、誰でも参入できるような穴があるとすれば、そこに反社会的な層が入り込み、無理な交配を繰り返し、とにかく数だけを生産する場所が生まれる。産めなくなった個体、価値が落ちた個体は、引き取り屋へ回される――という連結が示唆され、問題が単発ではなく「線」でつながる形で語られる。

10. 結局、買う側の行動が“闇の回路”を太らせる

ここまでの話を踏まえ、都市ボーイズは「可愛いから」「癒されたいから」という軽い入口が、そのまま業界の回路に組み込まれてしまう危険を述べる。業界そのものを一律に否定するのではなく、そうした闇が存在することを知った上で、それでも購入を選ぶのか、別の選択を取るのか――という“選ぶ側の責任”に話を戻していく。

11. 保護ペットのすすめ:施設が「パンパン」になる現実

では、どうすればよいのか。都市ボーイズが提案として置くのは、保護団体やシェルターから引き取る選択肢である。ところが現実には、その施設がパンパンになっているという。理由として語られるのは、コロナ禍のブームで飼い始めたものの、思った以上に飼育が難しい、うるさい、病気になる、手間がかかる、費用がかかるといった現実に直面し、結果として捨ててしまう人が一定数いる、という話である。癒し目的で迎えたはずが、生活が破綻し、精神的にも追い込まれ、最悪の結末として遺棄につながる――この悪循環が示される。

12. 結語:「命」を扱う以上、軽さは許されない

都市ボーイズは最後に、ペットに救われる人がいること自体は否定しない。だが、命である以上、途中で投げ出す前提の迎え方は最悪であり、飼うには費用も時間もかかるという現実を直視すべきだ、とまとめる。そのうえで、引き取り屋やパピーミルのような闇があることを知った状態で、それでもペットショップ購入を選ぶのか、保護動物という選択を取るのか――認識の差が行動を変える、として話を締めている。


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