【導入】ネットの「募集」は現実の危険につながる
冒頭、都市ボーイズは「変な募集に行くと食われるぞ」という強い言い回しで、SNSやネット掲示板で日常的に行われる“募集”が、内容次第では深刻な被害に直結し得る、という今回の主題を提示する。便利さの裏側にある危うさを、具体例で確認していく構成で話が始まる。
【前提】性転換手術と「費用」という弱点
例として、性転換手術を望む人がいる一方で、手術費用が高く、希望しても実行できない人がいる現実に触れる。そこへ「無料で手術します」という募集がSNSに出た場合、切実な事情がある人ほど応募してしまい得る、と二人は心理面を押さえる。
【発端】SNSに出た「無料で性転換」募集
続けて、FacebookなどSNS上に「無料で性転換手術をする」という募集が実際に出た、という話題に入る。お金がないが手術を望む人にとっては、危険を感じつつも“縋ってしまう”入口になり得る、という含みを持たせる。
【現場】山小屋にいた“先生”2人と助手、正規医療ではない違和感
募集に応じた男性が指定先へ行くと、そこは山小屋のような場所で、“先生”を名乗る人物が二人と助手のような人物がいたという。設備や雰囲気からして正規の医療機関ではないと感じさせるが、相手は「経験がある」などと言い、男性は流れに乗せられる形で手術に進んでしまう。
【手術】本来想定される手順と違う――局所麻酔で進む処置
手術の進め方も不自然で、本来なら大がかりな手術で想定される全身麻酔ではなく、局所麻酔(患部だけを麻酔し、意識があるまま)で進められたという。本人も「おかしい」と思う余地があるが、いったん始まると止めにくい状況になり、そのまま処置が進む。
【術後】「終わった」直後に出血が止まらない
手術が終わり、本人はいったんは安堵する。しかし直後、出血が止まらない事態に発展する。本人が危険を訴えると、相手側の反応にも変化は出るものの、「大丈夫だ」と言い張るような調子で対応し、状況は切迫していく。
【救急】診療所(保健センター)へ搬送され、一命を取り留める
出血は深刻化し、男性は近くの診療所、あるいは地域の保健センターのような場所へ連れて行かれ、結果的に一命を取り留めたと語られる。ここで都市ボーイズは「そもそも何のためにこんなことをしたのか」という動機の不明さを、次の焦点として立てる。
【捜査】山小屋から出た“記録”と、目的への疑い
事件後、警察が山小屋を調べたところ、手術に関する記録のようなものが見つかったとされる。それは当該男性だけでなく、同様の行為を示すような内容も含まれていた、という流れで話が進む。
そして、その行為の目的が医療ではなく「切り取ったものを食べるため」だった、すなわちカニバリズム(食人)に結び付く疑いが語られ、話は一気に不穏さを増す。
【類似例】「食べたい/食べられたい」をネット募集でつなぐ構造
ここで二人は、「こんな話は特殊すぎる」とは言い切れない例として、別件の話を引く。人を食べたい衝動を抱えた人物が、それをネット上でそのまま書き、「食べられたい人はいませんか」と募集したところ、実際に応じる人物が現れ、事件へ進んだという筋である。
さらに、応募してきた側が途中で「自分も食べたい」と言い出すなど、欲求が単純な加害/被害の図式に収まらないまま絡み合う展開も語られ、都市ボーイズは“募集が成立してしまうこと”自体の怖さを強調する。
【現在形の不気味さ】需要と供給は散在しており、つながり得る
二人が注目するのは、こうした欲求が「存在している」だけでなく、SNSや掲示板などを介して、需要と供給が接続し得る点である。表立って目立つ形ではなくても、調べればそれらしき場が見つかる可能性がある、という見立てが語られる。
【結論】食人は危険で、冗談では済まない――病気リスクの注意喚起
終盤、都市ボーイズは「危険性」を明確にするため、人肉摂取が重大な健康リスクを伴うことに触れ、クールー病などの話題を引きながら警告としてまとめる。ネットでつながれてしまう時代だからこそ、勢いや好奇心で踏み越えると、犯罪面だけでなく健康面でも取り返しのつかない結果になり得る、という趣旨で締める。
【締め】変な募集には近づかない
最終的に本回は、SNS上の“うますぎる募集”に対して安易に応募しないこと、正規性の確認ができない手術や誘いは危険だということ、そして「食人」は危険であり絶対に踏み込むべきではない、という注意喚起として着地する。
