今回は早瀬さんは栃木県鹿沼市古峰神社(天狗神社)へと訪れたようです。
古峯神社
古峯神社は、大芦川の源流に近く、深い森に囲まれた山間に鎮座し、日本武尊を祭神としています。この神社は尾根を経て日光へ至る深山の地に位置し、かつては日光開山の祖である勝道上人の修行地として知られています。そのため、修験道の道場ともされています。
古峯神社では、開運や火防のほか、海上守護や五穀豊穣、交通安全、営業繁栄、身体健全など、さまざまな願い事が叶うとされています。また、天狗という神使が信仰され、その飛翔する姿が崇敬者に災厄を除いてくれると信じられています。この信仰から、古峯神社は天狗の宿として、関東だけでなく東北にも信仰範囲を広げています。信者による参拝も行われ、講中としての活動も盛んです。
天狗の社
古峯神社では、天狗が祀られる理由は、天狗が日本武尊の使いであり、信者に災厄を払う存在と考えられているからです。神社内にある天狗の面や像のほとんどは、信者からの奉納によるものであり、これは古峯神社が長い歴史の中でどれほど人々の信仰を集めてきたかを示すものです。
宿泊もできる
古峯神社では、身を清めて心を静め、大神様の御神徳を受けるための参籠宿泊施設を提供しています。この「天狗の宿」として知られる施設は、昔から全国的に有名であり、翌朝の一番祈祷を受けて下山する慣習は、創始以来守られています。この厳粛な一番祈祷を受けることで、崇敬者はさらなる御神徳を受けると信じられており、古来から変わることなく受け継がれています。
古峯神社には、三百畳の大広間や百畳の中広間をはじめ、大小さまざまな参籠室が整えられており、いつでも約350人が宿泊できるように準備されています。
アクセス
〒322-0101 栃木県鹿沼市草久3027