都市ボーイズ「天才マジシャンが負けを認めた」――3人の超能力者(テレパシー/スキャン)の正体


目次

1. 導入:早瀬さんが切り出す「天才マジシャンが見つけた3人の超能力者」

今回の都市ボーイズは、早瀬さんが「天才マジシャンが見つけた3人の超能力者」という題で話を始める。

出どころは、その“天才マジシャン”の日本人の弟子から聞いたという体験談であり、伝聞ではあるが筋が立っていて面白い、という温度感で語りが進む。私としても、最初から断言調で煽るのではなく、「マジックと超能力の境界」を丁寧に踏み越えていく語り口が印象に残った。

2. 「スプーン曲げ」は判定にならない、という前提

早瀬さんは会話の流れで、スプーン曲げのような有名現象は“超能力のテスト”としては弱い、と整理する。なぜなら、マジシャン側がそれを技術として再現できてしまうからである。ここで提示される視点は明確だ。「自分ができること」を見せられても、それは超能力ではない。マジシャンが“できないこと”をやってみせて初めて、超能力の可能性が立つ――この定義が、この後の話全体の骨格になる。

3. 天才マジシャンの決意:全財産で“本物”を探す理由

弟子の証言として語られる天才マジシャン像は、相当に過激である。

彼は「マジシャンは、名乗らなければ超能力者と変わらない」と自嘲気味に言い切り、その上で「自分ができないことをできる人間をこの目で見たい」という好奇心に突き動かされる。

結果として、テレビ等の仕事を一時期ほぼ止め、全財産を投じて世界中の“超能力者候補”を探し始めた、という。ここで早瀬さんは、単なる企画や商売ではなく、個人的動機で突っ込んだ点を強調する。

4. 300人の候補者:見破る側が“同じことをやってみせる”残酷さ

天才マジシャンは、世界中のマジシャン・ネットワークを使い「超能力者かもしれない」という情報を集め、候補者に実際に会っていく。数はおよそ300人規模にまで膨らんだという。だが結末は冷酷で、候補者が目の前で不思議現象を見せても、その場で同じことをやってみせ、「それはこうすればできる」と種を割ってしまう。候補者側は“超能力”のはずが、マジックとして暴かれ、次々に脱落していく。

最後には「やはり超能力など無い」と天才マジシャンが結論しかけるところまで行く。ここまでの流れは、私には“マジシャンの孤独な確証実験”のようにも見えた。

5. 1人目・2人目:姉妹のテレパシー(送信と受信が分かれている)

転機は中国側からの情報で、「うちにすごいのがいる」と呼ばれたことだという。現場に現れたのは男性ではなく女性、しかも姉妹だった。能力は「テレパシー」だが、設定が妙に“万能ではない”。姉は送信ができ、妹は受信ができる。逆はできない。この“できること/できないこと”の分離がむしろリアルに見えてくる。

検証方法も工夫されている。姉は室内で複数人に囲まれ、妹は外へ出る。姉に対しては、周囲の人間が「これをしろ」と指示し、姉はその指示内容を妹へ“送る”。妹は受信し、外で行動として再現する。さらに音声だと手掛かりになるから、指示は文字で伝える、といった対策も語られる。

天才マジシャンが考えても分からず、1週間考える時間を取っても再現できず、結果として「君たちは本物だ」と負けを認めた。

6. 3人目:欧州の“スキャン少年”と、紙を破っても読めるという話

続いて、ヨーロッパにもう1人いる、という情報が入り、天才マジシャンは半信半疑で会いに行く。相手は少年で、自分の能力を「スキャン」と表現する。やることは単純で「見せずに手のひらに挟んだ紙の内容が分かる」というものだ。

天才マジシャンは一度、「それはできる」と反発する。ところが少年側が提示した条件が常識を壊す。紙を破り、ぐちゃぐちゃにし、くしゃくしゃにして挟む。それでも中身を言い当てる。天才マジシャンはこれも1週間考えたが再現できず、結局ここでも「本物」と認めた。さらに少年は“理屈”めいた説明として、皮膚が厚くなり、紙の状態が皮膚を伝って脳に届くように分かる、といった趣旨を語ったとされる。早瀬さんは、説明の奇妙さを残しつつも、「とにかく再現できなかった」という一点を重く扱っていた。

7. 早瀬さん側の宿題:このトリック(手口)が分かるなら教えてほしい

ここまでで「3人」が揃うが、都市ボーイズは話を“美談”で閉じない。早瀬さんは「分かる人はコメントで教えてほしい」と促し、マジックとしての解体可能性を最後まで残す。超能力を面白がりつつ、マジックの線で崩せるなら崩したい、という都市ボーイズらしい態度がここに表れる。

8. 余談の決定打:触っていないのに曲がった「サイン入り10円」の不可解さ

早瀬さんは、自身の別体験として“よく分からない”出来事を付け足す。あるパーティーで、外国人が「タネも仕掛けもある。マジックだ」と前置きした上で、サインした10円玉を本人に強く握らせ、触れていないのに、手を開いたらコインが曲がっていた、という。早瀬さんは「触っていないのに、どこにタネと仕掛けがあるのかが見えない」と述べ、この話を天才マジシャンにしても「自分にはできない」と返された、と語る。結果として動画は、3人の話を“確定”させるのではなく、「分かるなら説明してほしい」という問いを残して終わる。

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