こんにちは勝手に都市ボーイズまとめです。今回は2000年代に流行した怖い話「カンカン」について語られています。
目次
「カンカン」の主なポイント
語り手が子供の頃、夜中に奇妙な金属音を聞き、姉と一緒に音の出所を探ると、テーブルの上に正座している女を発見します 。女はピクリとも動かず、ただそこに座っているだけで、語り手は恐怖のあまり叫んでしまいます 。翌日、姉に昨夜見た女について尋ねると、姉はただ黙り込み、「あんたが大きな声を出したから」とだけ呟きます 。
数年後、語り手が中学生になったある夜、再びあの金属音を聞き、今度は女が両目に釘が刺さった恐ろしい姿で現れます 。女は語り手に向かって「あなたも、あなたたち家族も、おしまいね」と言い放ちます。
その後、語り手の周りで奇妙な出来事が起こり始め、家の中で母親の声がする電話に出ると、電話の向こうの人物は「あなたのお母さんよ」と答えます 。
「カンカン」その後
姉は8年前の出来事以来、「私」を無視し続けていましたが、突然謝罪をしてきました。姉は、「私」が以前聞いた金属音を再び聞いていました 。妹の話によると、母は夜中に10分ほど家を出て、電信柱の周りを異様な形相でぐるぐる回っているとのことでした
「私」は、家族に降りかかる災いを予感し、過去の恐怖が再び蘇るのを感じます 。